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2025/04/03
子供の虫歯予防と食事について
虫歯,その他
歯が新しく生えてきてしばらくは、むし歯になりやすく、むし歯の進行が早いといわれています。
なぜむし歯になりやすいかというと、新しく生えてきた乳歯や、永久歯は歯の表面を覆っているエナメル質の形成が不十分であるからです。
そのため、酸に対して弱く汚れがつきやすいので、大人の歯に比べるとむし歯になりやすいと言われています。
また、エナメル質の形成が不十分であると、むし歯の進行も進みやすいため注意が必要です。
では、どのように対策していけばよいのでしょうか?
①毎日しっかりと歯磨きをすること
②保護者が仕上げ磨きをすること
③定期的に歯医者で検診をすること
④食事に気をつけること
が大切になってきます。
①毎日しっかりと歯磨きをすること
②保護者が仕上げ磨きすること
小さな子どもは毎日自分の力で磨き残しなく綺麗に歯磨きするのは難しく、磨き残しが多くなってしまう為、むし歯になりやすくなってしまいます。
むし歯の予防はフッ素しかなく、泡立つタイプの歯磨き粉だとうがいの回数が多くなってしまう為、年齢にあったフッ素配合のジェルタイプの歯磨き粉を使い、うがいはペットボトルのキャップ1杯分(約10ml)にしましょう!
うがいのできない子はそのままで大丈夫です。
また、磨き残しがないように、保護者の方の仕上げ磨きが大切です。

③定期的に歯医者で検診をすること
特に問題がなくても、歯が生えてきたら3〜4ヶ月ごとに検診でチェックや早期発見をし、予防を行いましょう。
上記でもお伝えした通り子どもは大人に比べるとむし歯になりやすいので検診、シーラントやフッ素塗布などを行いましょう。
④食事に気をつけること
おやつでは、口の中に長く残るアメやチョコやジュースなどは、たくさんの砂糖が含まれているので、むし歯菌が活発になりやすいです。
口の中に糖質の含まれる食べ物や飲み物が入ると、酸を出し、その酸によって歯のミネラル成分が溶け、むし歯になりやすくなってしまいます。
1日に何度もおやつを食べると、酸を出す回数が増えるため、歯のミネラル成分がどんどん溶けていってしまい、むし歯になってしまいます。
そのため、できるだけ砂糖の多いおやつを控えることや、ご飯を食べた後におやつを食べるなどして食事とセットにすることでおやつの回数(間食の回数)を減らしていきましょう。
また、新しく生えてきた乳歯や永久歯はエナメル質の形成が不十分であるとお話しましたが、そのエナメル質のほとんどがカルシウムでできている為、カルシウムは歯にとって非常に重要な栄養素となっています。
普段の食事から意識してカルシウムを取り入れていくことをおすすめします。
カルシウムをどれくらい摂ればいいのか知っていますか??
日本人食事摂取基準(2020年版)では、次のようにされています。

このように、年齢や性別によってカルシウムの推奨量は変わってきます。
どのくらいカルシウムを摂取しなければならないのか覚えておきましょう!
では、カルシウムは何に含まれているのでしょうか?
カルシウムといえば牛乳やチーズといった乳製品を思い浮かべる人が多いと思いますが、他にも納豆や豆腐などの大豆製品やわかめやこんぶなどの海藻類、小魚や干しエビなどの魚介類にもカルシウムが含まれています!
日本食品標準成分表2020年版(八訂)では

牛乳はコップ1杯(200ml)で220mg
ヨーグルトは1パック(100g)で120mg
納豆は1パック(50g)で45.5mg
いわし1尾(100g)で85mg
豆腐1人前(100g)で75mgカルシウムが含まれているといわれています。
このように牛乳1杯だけで1〜2歳の子どもは推奨量の約半分近くのカルシウムが摂れることがわかります!
●ワンポイントアドバイス!
特に牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品や納豆や豆腐、豆乳などの大豆製品は調理する必要がないため、おやつや日々の食事にプラスでつけやすく、手軽にカルシウムがとりやすいです。
まずは1日3回バランスよく食事を摂り、食事の中にカルシウムを含む食材を積極的に摂り入れていくことを心がけていきましょう!
今回は新しく生えてきた歯のむし歯のリスクについてお話しました。
小さな頃からむし歯予防をすることがとても重要です。
むし歯にならない為にも日々のケアと検診をしっかりと行い、バランスのいい食事をとり、むし歯予防していきましょう!
富歯会グループには管理栄養士が在籍しており、今後も管理栄養士が書いたブログを掲載していきますので、是非ご覧くださいね。