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2025/12/26

もう少しでお正月です!

コラム,その他

今年も残すところあとわずかになってきました。
今回はお正月についてお話します!
お正月とは新しい年を祝う期間のことをいいます。
お正月には神様がお家に来るといわれており、神様をお迎えする為に門松やしめ飾り、鏡餅をお家に飾ります。

門松は、歳神様をお迎えするときに目印になるように玄関や門の両脇に飾るのが基本とされています。

しめ飾りは、歳神様をお迎えするときに厄災や邪気が入ってこないように防ぐ境界であり、神聖な場所だという目印になるように玄関のドアに飾るのが一般的とされています。

鏡餅は、歳神様をお迎えするときのお供物であり、新しい年がいい年になるように願う縁起物とされています。
大小の2段のお餅でそれぞれ、月と太陽を表しており「福が重なる」といった意味が込められており、上に乗っている橙のみかんは「家が代々栄える」ようにといった意味が込められています。

また、お正月に食べられる「おせち料理」や「お雑煮」も歳神様にお供えする料理の1つです。
おせち料理にもそれぞれ意味がこめられています!


・お雑煮
お餅が主役の料理でお餅以外に、里芋やにんじん、だいこんが入っています!
お餅は伸びる為、「長生きできるように」と願いが込められており、地域によってお餅の形は違いますが、丸餅は「家庭円満」、角餅は「敵を倒す」という意味があります。
里芋は「子孫繁栄」、にんじんは「魔除け」、だいこんは「家庭円満」の意味が込められています!
お雑煮
お雑煮は地域によって味が違うことをしっていますか?
北海道…鶏ガラを使ったすまし汁

東北地方…
岩手県は宮古くるみ雑煮といって煮干しだしのすまし汁の雑煮に甘いくるみだれが用意されており、お餅をくるみだれにつけて食べられています。
青森県は鯨のお肉を使ったくじら汁にお餅をいれたお雑煮が食べられています。
宮城県では焼きハゼを一本まるまるいれたお雑煮が食べられています。

関東地方…
かつおだしのすまし汁に焼いたお餅が入ったお雑煮が食べられています。

中部地方…
すまし汁と切り餅と青菜が入ったお雑煮が主流となっています。

関西地方…
昆布だしの白味噌に丸餅が入ったお雑煮が主流となっています。
奈良県ではお雑煮に入っているお餅にきな粉をつけて食べる地域もあります。

中国・四国地方…
お餅は丸餅が主流となっており、広島県では牡蠣が入ったお雑煮、鳥取県では小豆を入れて煮込んだぜんざいのようなお雑煮が食べられています。

九州地方…
福岡や長崎ではあごだしを使ったすまし汁のお雑煮が主流となっていますが、鹿児島県ではえびからだしをとったえび雑煮が食べられています。

このようにお正月の装飾や食べ物にはそれぞれ意味があります。
縁起のいい食材を取り入れて、楽しいお正月を過ごしましょう!
良いお年をお過ごしください!

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